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詐欺・悪質商法から身を守るためのガイド

「もしかして」
と思ったら。
一人で決めなくて
大丈夫。

信じたいけれど、どこか引っかかる。
もう払ってしまって、誰にも言い出せない。
そんなときに、ここから状況を整理できます。

SNS、電話、メール、通販、対面の勧誘。入口は違っても、確認できることと、今から取れる行動があります。詐欺だと断定できなくても、まずは支払いと情報提供を止めて、落ち着いて確かめましょう。

01

まず、今できる3つのこと

判断を急がなくて大丈夫です。被害かどうかを決める前に、次の行動で距離を取れます。

1

会話と操作を止める

電話を切る、返信を待つ、送金画面を閉じる。相手が急がせても、いったん止めてください。自分から調べていないアプリを入れたり、認証コードを伝えたりしないようにします。

2

別の経路で確かめる

相手が送ったURLや番号ではなく、公式アプリ、以前から使うブックマーク、公式窓口へ。相手との会話の中だけで確認を終えないことが大切です。

3

記録を残し、誰かに話す

連絡内容、相手の名前、金額、日時を保存します。分からない点があっても相談できます。すでに支払った方は、記録が全部そろうのを待たず金融機関などへ連絡してください。

相手を信じた自分を責めるより、今できることから。

親しさ、焦り、怖さ、期待。どれも、判断を急がされる場面では揺れ動く気持ちです。ここではあなたの選択を責めず、次の支払いを止めることと、状況を整理することから考えます。

02

見極める8つのポイント

一つ当てはまるだけで詐欺と断定はできません。ただ、説明を確かめずに進める理由にもなりません。

  1. 考える時間を奪われていないか

    今日だけ、今すぐ、電話を切らないで。急ぐ理由を相手が作り、調べたり誰かに話したりする時間を奪うなら、いったん会話を終えます。期限の説明も資料で確認しましょう。

  2. 誰にも話さないよう求められていないか

    家族に相談すると失敗する、秘密にしないと捜査に支障が出る。そんな言葉で一人にされていませんか。相手の承諾を得なくても、公的窓口や信頼できる人に相談できます。

  3. 受け取るはずなのに、先に払わされないか

    報酬・返金・出金のための保証金、税金、ミスの補填など。支払い名目が増えたら、さらに送金する前に、何の契約に基づく請求か確認してください。

  4. 相手と窓口を別の経路で確認できるか

    会社名・ロゴ・プロフィール写真だけで判断しません。相手から届いたURLや番号を離れ、公式サイトや公式アプリ、以前から使う連絡先で照合します。

  5. 認証情報や端末の操作を求められていないか

    暗証番号、ワンタイムパスワード、ギフトカード番号、遠隔操作の許可を求められたら止めます。「本人確認」「返金のため」という説明でも、内容を確認せず渡さないでください。

  6. お金の行き先が説明と一致しているか

    取引相手の名称と口座名義が違う、途中で振込先が変わる、投資資金を個人の口座へ入れるよう言われる。説明を聞くだけで納得せず、公式窓口に確かめます。

  7. 負担や解約条件が書面にあるか

    利益の説明だけでなく、初期費用・毎月の購入・手数料・在庫・返品・解約を確認します。口頭の「いつでもやめられる」と書面が違うなら、契約を急がないでください。

  8. 借入や追加購入で取り返そうとしていないか

    少し払えば全部戻る、借りてもすぐ返せる。すでに払ったお金が気になるほど、次の支払いを断りにくくなります。追加の負担を決める前に、相談先へ状況を伝えましょう。

「当てはまらないから安全」という判定にも使わないでください。相手が誰か、どんな契約か、お金がどこへ行くかを確認するための手がかりです。

03

よくある8つの手口と、取るべき行動

気になる連絡と似たものから読んでください。以下の誘い文句は、手口を理解するために作成した例です。

01
利益の話から始まる

投資・暗号資産・著名人のなりすまし

こんな言葉に注意

「利益が出ています。出金するには、先に税金と手数料を。」

著名人の広告や投資グループを入口に、担当者を名乗る人が送金を案内する手口です。画面の残高やグループ内の成功談は、実際にお金を引き出せる証拠とは限りません。最初に少額の出金ができても、その後の取引の安全性を示すものではありません。

立ち止まるポイント

  • 投資資金の送金先が個人名義、または毎回違う口座になっている。
  • 出金のたびに、新たな税金・保証金・手数料の送金を求められる。

この状況で取る行動

追加送金を止め、勧誘された業者を相手のリンクとは別に確認します。金融庁の一覧・検索で登録を調べ、実際に連絡している相手がその業者なのかも確かめてください。登録は利益や取引の安全を保証するものではありません。支払った場合は金融機関と警察へ。

02
稼ぐために払わせる

簡単な副業・タスク・高額サポート

こんな言葉に注意

「作業ミスで損失が出ました。入金すれば報酬ごと戻せます。」

動画の視聴や簡単な作業で報酬が得られると誘い、途中から高額なタスク代やミスの補填を請求するトラブルがあります。最初に少額の報酬を受け取ると、次の支払いも大丈夫だと思いやすくなります。仕事の内容より先に、入金や借入の手順が説明される場合は立ち止まりましょう。

立ち止まるポイント

  • 報酬を受け取るために、先払い・連帯責任・違約金を持ち出される。
  • 遠隔操作アプリで借入の申込みを誘導される。

この状況で取る行動

借入や送金、遠隔操作に応じず188へ相談してください。すでに借りた場合も「返済は不要」という相手の説明で放置せず、借入先と相談窓口に経緯を伝えます。

03
信頼や好意につけ込む

恋愛・親しい関係を利用した送金依頼

こんな言葉に注意

「二人の将来のために投資しよう。今回だけ助けてほしい。」

毎日のやり取りで親しさを深めてから、投資や渡航費、困りごとの援助などを理由にお金を求める手口があります。好意を持ったことを恥じる必要はありません。ただ、親密な言葉と、お金の送付先や取引の実態は分けて確認してください。

立ち止まるポイント

  • 会ったことがない相手から、投資サイトや送金先を指定される。
  • 第三者への相談を避けさせ、お金の話を二人だけで進めようとする。

この状況で取る行動

相手の気持ちを確かめるために送金する必要はありません。やり取りを保存し、別の人や警察に相談しましょう。支払い済みなら、下の被害後の対応へ進んでください。

04
怖さや焦りを利用する

警察・役所・企業を名乗る電話や請求

こんな言葉に注意

「口座が犯罪に使われています。資金の確認が必要です。」

警察官などを名乗り、捜査や資金確認の名目でお金を要求する手口や、利用していないサービスの料金を請求する手口があります。着信の番号や提示された身分証、もっともらしい説明だけで相手を信用しないでください。

立ち止まるポイント

  • 捜査・逮捕・裁判などを持ち出し、送金を急がせる。
  • コンビニでギフトカードを買い、その番号を送るよう指示される。

この状況で取る行動

会話をいったん終え、相手が指定した番号を使わず、警察や企業の公式窓口へ確認します。本物の請求か不明なときは、公的相談先に届いた文面と経緯を伝えましょう。

05
本物に似せた入口

宅配・銀行・カード会社を装うメールやSMS

こんな言葉に注意

「支払いに問題があります。こちらから再認証してください。」

実在するサービスの名前で、不在通知や利用停止、本人確認などを案内し、偽のログイン画面へ誘導する手口です。見慣れたロゴや整った文章でも、公式の通知とは限りません。リンク先で入力した認証情報が、不正利用につながることがあります。

立ち止まるポイント

  • メール・SMSから開いた画面で、パスワードや認証コードを求められる。
  • 届いた連絡の内容と、公式アプリの利用状況が一致しない。

この状況で取る行動

メッセージのリンクを使わず、公式アプリやブックマークから確認します。入力済みなら正規サイトでパスワードを変更し、使い回した他のサービスも対応してください。

06
安さと返金の言葉

偽通販サイト・返金を装う送金操作

こんな言葉に注意

「商品が用意できません。決済アプリで返金するので操作を。」

安い広告から偽通販サイトへ誘導したり、届かない商品について問い合わせた人に返金を装った送金操作をさせたりする手口があります。大手の名前や、サイトがきれいに作られていることだけでは判断できません。

立ち止まるポイント

  • 販売者の連絡先や所在地が不明確で、支払先も説明と合わない。
  • 返金のはずなのに、アプリの「送る」操作や新たな入金を指示される。

この状況で取る行動

返金のためと言われても、電話や画面共有の指示で送金操作をしないでください。注文・支払い・やり取りの記録を残し、決済事業者と188へ相談しましょう。

07
断りにくさを利用する

訪問・電話・紹介による強引な契約

こんな言葉に注意

「今決めないと損です。契約書はあとで大丈夫です。」

相手が実在する会社でも、契約を急がせる、費用や解約条件を説明しない、断っても勧誘を続けるといった問題は別に確認する必要があります。買うことと、販売員として参加すること、紹介で報酬を得ることも、同じ判断ではありません。

立ち止まるポイント

  • 初期費用や継続購入、解約の話が、収入や成功談の陰に隠れている。
  • 説明の目的が途中で変わり、その場で署名・決済を求められる。

この状況で取る行動

持ち帰って書面を読む時間を取りましょう。契約済みでも、相手の「解約できない」だけで結論を出さず、契約方法と日付を整理して188へ相談してください。

08
端末の不安から始まる

ウイルス警告・偽サポート・遠隔操作

こんな言葉に注意

「パソコンが危険です。この番号へ電話して修復してください。」

突然の警告音や感染したように見える画面で不安をあおり、有料サポートや遠隔操作へ誘導する手口です。警告画面そのものが、ウイルス感染の証拠とは限りません。表示された電話番号への連絡や、指示されたソフトの導入は避けてください。

立ち止まるポイント

  • 画面の警告が、特定の番号への電話や即時の支払いを求める。
  • サポートを理由に、遠隔操作の許可やギフトカード番号を求める。

この状況で取る行動

警告画面の指示に従わず、ブラウザを終了します。遠隔操作を許可した場合は端末をネットワークから切り離し、正規の相談窓口へ。支払いもした場合は決済事業者へ連絡してください。

04

支払った・情報を渡した後にできること

相手との交渉だけで解決しようとせず、支払方法や渡した情報に合う窓口へ。今の段階から相談できます。

追加送金と、追加の情報提供を止めてください。

「今回払えば全部戻る」「手数料があれば出金できる」と言われても、支払う前に相談しましょう。取り戻したい気持ちにつけ込む二次被害にも気をつけてください。

銀行振込・送金をした

振込日時・金額・振込先が分かる明細を手元に、速やかに連絡します。

  1. 振込先の金融機関に、詐欺被害の疑いがあることを伝え、口座や救済手続について相談する。
  2. 最寄りの警察にも被害を届け出る。送金に使った金融機関やサービスの公式窓口にも連絡する。
  3. 相手からの「追加送金で返す」には応じない。口座に資金が残っているか等で対応が変わるため、返金を前提にしない。

カードで払った・カード情報を入力した

カード会社の公式アプリや、カードに記載された窓口から連絡します。

  1. 不審なサイトで入力した情報と、不正利用・購入トラブルの内容を伝える。
  2. 利用停止・再発行・支払いに関する対応を相談し、最近の利用明細も確認する。
  3. 注文番号、相手との連絡、決済の記録を保存する。補償や返金の条件はカード会社に確認する。

決済アプリ・電子マネー・ギフトカード

送金や番号の提供をした場合は、利用した事業者に被害を伝えます。

  1. 決済サービスや電子マネーの公式サポートへ、日時・金額・相手のIDを伝える。
  2. ギフトカードの現物、購入レシート、番号を送ったやり取りを保存する。
  3. 相手に番号を追加で渡さず、警察や188にも相談する。停止・取消しが可能かは事業者の判断になる。

パスワード・認証コードを入力した

偽サイトではなく、公式アプリや正規サイトから対応します。

  1. パスワードを変更する。同じID・パスワードを使い回している他のサービスも変更する。
  2. 金融情報を渡した場合は金融機関・カード会社に連絡し、不審な取引の有無を確認する。
  3. ログイン履歴や連絡先の変更を確認し、アカウントに入れない場合は公式の復旧窓口へ連絡する。

身分証を送った・遠隔操作を許可した

どの情報を渡したか、どんな操作をしたかを整理します。

  1. 遠隔操作中なら、端末をネットワークから切り離す。その端末から金融サービスの操作を続けない。
  2. 正規のサポートに、導入したアプリや操作内容を伝えて対処を相談する。必要に応じて警察にも相談する。
  3. 身分証の画像、氏名・住所など、渡した情報を記録する。不審な申込みや連絡があれば、該当サービスの公式窓口に相談する。

契約した・借入をして支払った

契約の問題と借入の問題を分け、書面と日付を用意します。

  1. 契約書面、受領日、商品が届いた日、支払額、継続購入の条件を確認する。
  2. 188へ相談し、クーリング・オフや解約の対象になるか、通知方法も含めて確認する。
  3. 借入先にも経緯を伝える。勧誘者の「返済不要」「代わりに払う」という言葉だけで督促を放置しない。

連絡・相談をしたことで返金が保証されるわけではありません。口座の状況、支払方法、契約、サービスの条件によって対応が変わります。それでも、早く状況を伝えることが追加の被害を防ぐ一歩になります。

05

契約・解約と、MLMの勧誘で確認すること

「詐欺かどうか」だけでなく、契約の内容や勧誘の仕方に問題がないかも分けて確かめます。

商品を買うことと、活動に参加することを分ける

商品に興味があることと、販売員として活動することは別の選択です。紹介報酬の話を聞いたら、何に対して報酬が発生するのか、どんな負担や継続条件があるのかを書面で確認します。会社名や商品があること、知人が活動していることだけで判断を終えないでください。

参加前に、ここまで書面で確認

  • 契約する相手の正式な名称と連絡先。紹介者と契約主体は同じか。
  • 入会・商品・研修などの初期費用と、毎月の購入・更新・手数料の条件。
  • 報酬を受け取るための資格、売上・購入などの条件。収入の説明に保証はないか。
  • 退会、返品、解約、クーリング・オフの手順。口頭の説明と書面が一致しているか。

このサイトの会社情報や公的情報は、確認の入口として使えます。掲載されていること自体が、会社や勧誘の安全性を保証するものではありません。最新の契約書面と、実際に受けた説明も確認してください。

クーリング・オフは、取引の種類で違います

契約をしたから必ず諦める必要はありません。一方で、すべての購入に同じ制度が使えるわけでもありません。まず、どのような方法で何を契約したかを整理します。

主な取引の一般的な目安
取引の種類期間・制度確認すること
訪問販売・電話勧誘販売原則8日間法定の書面を受け取った日と、取引の適用条件。
連鎖販売取引原則20日間法定書面の受領日。商品の引渡しが後なら、その日が起算日になる場合。
通信販売クーリング・オフの制度は原則なし返品特約・最終確認画面・解約条件。他の制度の対象になるか。

適用には条件や例外があります。期間の数え方、書面の不備、説明や勧誘の問題によって扱いが異なる場合もあります。ここだけで可否を決めず、書面・日付・経緯を188で確認してください。

クーリング・オフの通知は書面のほか電磁的記録でも可能です。送った内容・日時が分かる記録を保存しましょう。期間を過ぎた場合も、別の解約や取消しの対応がないか相談できます。

06

相談先と、伝える内容

うまく説明できなくても大丈夫です。「何が起きたか」「今困っていること」を、分かる範囲で伝えましょう。

購入・契約・解約の困りごと

消費者ホットライン

188

お住まいの地域の消費生活相談窓口へ案内されます。勧誘や請求に不安がある段階でも相談できます。相談は無料ですが、通話料がかかります。

犯罪の不安・詐欺かもしれない

警察相談専用電話

#9110

緊急ではない警察への相談に。発信地を管轄する警察の相談窓口につながります。詐欺被害は最寄りの警察署にも相談・届出ができます。

身の危険や、事件・事故で緊急の対応が必要な場合は110番。 ここで紹介する番号は日本国内向けです。受付時間や、つながらない場合の連絡先は公式案内でご確認ください。

電話で、最初にこう伝えられます

「○月○日、○○という連絡から勧誘を受けました。
○○のためと言われ、○円を○○で支払いました。
相手の名前・連絡先と、支払記録はあります。
今、追加の支払いを求められています。どう対応すればよいですか。」

説明のための例文です。まだ支払っていない場合は、その点を伝えてください。

相談前に、残しておくと役立つ記録

  • 相手が分かるもの名前、会社名、電話番号、メール、アカウントID、URL。
  • 話の流れが分かるもの広告、メッセージ、メール、やり取りの日時、画面のスクリーンショット。
  • お金の動きが分かるもの支払日時・金額、振込先の名義・口座、明細、レシート、取引ID。
  • 契約と渡した情報契約書面、注文確認、解約条件、入力した情報、導入したアプリ。

相手が消したり変更したりする場合に備え、手元にも保存してください。全部そろわなくても相談はできます。証拠集めのために相手に会ったり、連絡を続けたりする必要はありません。

記録には個人情報が含まれます。SNSなどへそのまま公開せず、必要な窓口へ伝えるために保管しましょう。このページに個人情報を送る必要はありません。

勧誘や請求のことで、まだ不安が残っている方へ

「この話を信じてよいのか」「どう断ればよいのか」「誰に相談すればよいのか」。自分の状況に当てはめると、迷うこともあると思います。家族や知人には話しにくいことも、当サイトのお問い合わせからお聞かせください。うまく説明できなくても大丈夫です。

不安や悩みを相談する →
07

身近な人が心配なとき

責める言葉より、一緒に確かめる時間を。話せる関係を保つことも、被害を広げないために大切です。

家族や友人の話を聞いて危ないと感じても、頭ごなしに否定すると、本人が経緯を話しにくくなることがあります。ここでは、相手を説得し切ることより、次の送金を止めて、資料を一緒に確認することから始める提案をします。

最初に伝えたいこと

「話してくれてありがとう」
「責めたいのではなく、一緒に確認したい」
「次のお金を出す前に、窓口に聞いてみよう」

一緒に確認すること

誰と、どこで、いつから連絡を取っているか。何を約束され、どこへいくら払ったか。契約書面や画面を、本人と一緒に整理します。

本人がすぐに納得しなくても、送金や借入の前に考える時間を作れるか話してみましょう。本人の代わりに相手へ挑発的な連絡をしたり、身元をSNSで拡散したりせず、公的窓口に状況を相談してください。身の危険がある場合は安全の確保を優先します。

この節は、相談につなげるための当サイトの提案です。関係性や状況に応じて、無理のない範囲で行ってください。

08

よくある疑問

不安なときに、ひっかかりやすいことを整理しました。個別の判断は相談窓口で確認できます。

まだ被害かどうか分かりません。相談してよいですか?

大丈夫です。詐欺だと証明できてからでなくても、不審な勧誘や契約の不安を相談できます。「この請求は本物か」「この条件で契約してよいか」など、迷っている点をそのまま伝えてください。

身に覚えのない請求は、すべて無視してよいですか?

相手への連絡や支払いを急がず、まず188で確認します。ただし、裁判所からの支払督促や少額訴訟の呼出状と思われる書類は、放置すると不利益につながる場合があります。自分で偽物と決めず、届いた書類を手元に公的窓口へすぐ相談してください。

知人の紹介や、実在する会社なら安心ですか?

紹介してくれた人への信頼と、契約内容の確認は別です。本人も仕組みを理解していない可能性があります。会社が実在していても、連絡相手がその会社を装っている場合があります。契約主体・公式窓口・費用・解約条件を自分で確かめましょう。

最初は報酬や返金を受け取れました。それでも危険ですか?

少額の報酬や出金を受け取れたことで、その後の高額な送金が安全になるわけではありません。支払い名目が増える、出金に追加費用が必要になる、振込先が変わる場合は、次のお金を出す前に相談してください。

リンクを開いただけでも、すぐ被害になりますか?

開いたこと、情報を入力したこと、アプリを入れたことは分けて整理します。開いただけで直ちに被害が確定するわけではありません。画面を閉じ、何を入力・許可したか確認してください。アプリを導入したり不審な動作があったりする場合は、正規のサポートへ相談します。

相手をすぐブロックして、やり取りを消してよいですか?

追加の支払いには応じず、まず可能な範囲でメッセージや支払記録を保存しましょう。ブロック・通報は各サービスの手順で行えますが、会話やアカウントを消すと経緯を確認しにくくなる場合があります。保存のために会話を続けたり、危険を我慢したりする必要はありません。

「必ず返金する」という相談業者に頼んでよいですか?

取り戻したい気持ちにつけ込み、調査費や保証金を求める二次被害にも注意が必要です。回収の保証だけで支払わず、まず公的窓口へ相談しましょう。有料の専門家に依頼する場合も、担当者の資格、契約内容、費用、対応範囲を独立して確認してください。

家族に知られるのが怖く、相談できません。

恥ずかしさや怒られる不安を感じることもあります。すべてを整理してから話す必要はありません。まず公的窓口に「家族に話せていない」と伝えて相談してみてください。追加の支払いを止めることと、今後の対応を考えることから始められます。

期限を過ぎたら、解約や返金はもう無理ですか?

期限だけで自分で諦めず相談してください。取引の種類、書面の交付状況、勧誘時の説明などで対応が異なります。一方で、すべての契約を無条件で取り消せるわけでもありません。資料を残し、窓口で個別に確認することが大切です。

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