中国発って聞くと、なんとなく怪しい気もして、ちゃんとした会社なのか不安。
そんなふうに、ティエンズ(TIENS)のネットワークビジネスが気になっていませんか?
「最近は『AP』という名前も聞くけど、ティエンズと同じ会社なの?」
「中国の会社って、信用していいのか正直よく分からない」
その迷い、よく分かります。
公式に確認できたことと、会員のブログなどでしか確認できないことは分けて書いています。
ティエンズの仕組みを正しく知って、あなたが冷静に判断できるようにするための検証記事です。
ティエンズのネットワークビジネスについて、会社の実態、リアルな口コミ、報酬プランの仕組み、登録前に確認したい注意点まで、できるだけ正直に解説していきます。
この記事を最後まで読めば、ティエンズのネットワークビジネスを、雰囲気ではなく中身で見極められるようになるはずですよ。
この記事で分かるポイント
- ティエンズがどんな会社で、何を扱っているのか
- 利用者のリアルな良い口コミ・悪い口コミ
- 会員ブログから分かる報酬プランの中身と、稼ぐまでにかかるお金
- 日本法人「AP」をめぐる事実関係と、登録前の確認ポイント
ティエンズとは?どんな会社か・取扱商品やサービスの特徴

まずは、ティエンズがどんな会社なのかを整理しておきましょう。
ひとことで言うと、ティエンズは健康食品やサプリメント、化粧品などを会員を通じて広げていく、中国発のグローバルなネットワークビジネス企業です。
漢字では「天獅(てんし)」と書き、ブランド名としてはTIENS(ティエンズ)が使われていますね。
ティエンズの母体は、中国の企業グループ「天獅集団(ティエンズグループ)」です。
ティエンズの会社概要と主な事業内容
ティエンズ(天獅グループ)は1995年に中国・天津で創業し、その後すぐに海外展開を始めています。
日本へは2007年ごろに進出し、サプリメントや健康関連商品の販売を行ってきました。
ただし、日本での運営のされ方は2024年に大きく変わっています。
会員向けの情報では、2024年9月に「AP」として新たにスタートし、旧会員サイト「TGG(TIENS Global Gateway)」も終了したとされています。
どちらも所在地は東京都中央区新富で同じですが、事業の引き継ぎについて公式に説明した資料は見つけられませんでした。
事業の柱は、サプリメントや健康食品、化粧品などを、会員(販売員)を通じて広げていくというスタイルです。
これは、法律でいう連鎖販売取引(いわゆるネットワークビジネスの正式な呼び方)にあたり、お店に並べて売るのではなく、人から人へ紹介していく仕組みですね。
- 創業:1995年(中国・天津)
- 日本進出:2007年ごろ
- 主力商品:カルシウムなどのサプリ・健康食品・化粧品
- 母体:天獅集団(創業者 李金元氏)
- 近況:2024年から日本の窓口は「株式会社AP」とされる(旧TIENS JAPANとは別の法人)
ちなみにティエンズは、2015年5月に約6,400人をフランス旅行に招き、ニースで「最長の人文字」のギネス世界記録をつくったことでも話題になりました。
少なくとも「実体のない小さな会社」ではないというのが、調べたうえでの率直な印象です。
取扱商品・サービスの特徴と強み
ティエンズの商品でよく知られているのが、カルシウム系のサプリメントですね。
創業当初からカルシウム補給をテーマにした商品を主力にしてきた経緯があり、健康食品のラインナップと、植物由来をうたう化粧品・パーソナルケア商品が特徴です。
健康食品はあくまで食生活を補うためのもので、医薬品のような治療効果をうたうことは法律(薬機法)でも認められていません。
調べた範囲では、ティエンズの商品に、機能性表示食品やトクホとして届け出られたものは見つかりませんでした。
この点を理解しておけば、勧誘の場で「これで〇〇が良くなった」という体験談を聞いても、冷静に受け止められますよ。
ティエンズの評判・口コミと利用者のリアルな声・実態と注意
次に、ティエンズの評判や口コミを見ていきましょう。
ネットで調べると、ティエンズには良い評判と気になる評判の両方があります。
ティエンズの良い評判と悪い評判の実際
まず、良いほうの評判から見ていきます。
- カルシウムなどの商品を続けやすく、気に入っている
- 世界規模の会社で、運営の安定感を感じる
- 会員向けの勉強会やコミュニティがある
ただ、こうした声はどれも口コミの範囲で、どのくらい多いのかまでは分かりません。
気になる点としては、次のようなものが挙げられます。
- 知人からの勧誘がしつこく感じた
- 「AP」に変わってから、会社の説明が分かりにくくなった
- 中国発という点に、漠然とした不安を持った
とくにAPへの切り替わりは、公式の説明が少ないぶん、紹介者の説明だけが頼りになりやすいのが気になるところです。
勧誘のされ方が気になる人は、ネットワークビジネスの勧誘パターンと見抜き方を知っておくと、冷静に対応できますよ。
利用体験者の声と入会前の確認点
ティエンズの口コミを読むときに気をつけたいのが、いつの時期の話かという点です。
2024年より前の「TIENS JAPAN」時代の話と、「AP」になってからの話では、扱う商品や勧誘の中身が違っている可能性があります。
実際、APについては、入会時のパッケージや毎月の購入額について、TIENS JAPAN時代とは違う金額を紹介しているブログもあります。
あわせて、書いた人が愛用者なのか、会員を増やしたい立場なのかも見ておくと、情報の偏りに気づきやすくなります。
ティエンズの報酬プランの仕組みと本当に稼げるかの検証

ここからは、ティエンズで収入を得る仕組みについてです。
ティエンズのネットワークビジネスで本当に稼げるのか。
先に断っておくと、公式サイトで報酬プランの詳細を確認できなかったため、ここでは会員のブログに書かれている内容をもとに整理します。
ティエンズの報酬プランの基本の仕組み

会員のブログによると、ティエンズの報酬は小売利益を含めて8種類あり、ランクは1☆から8☆まで、その上に「ブロンズライオン」以上のランクがあるとされています。
主なポイントを並べると、次のとおりです。
- 登録料:3,300円(税込)とされる
- 3☆から:スポンサリング・リーダーシップのボーナス
- 6☆から:ライフスタイルボーナス
- ポイント:1ポイントはおよそ120円分の購入とされる
毎月の購入ノルマはないとされる一方で、3☆になるためにおよそ28万円の初回購入をすすめられることが多い、というのが会員ブログでよく見かける説明です。
つまり、ボーナスの種類が増えるランクに届くまでに、まとまった購入が前提になりやすい仕組みです。
また、報酬プランの型についても、「ブレイクアウェイ型」「ユニレベル」「バイナリー」と、情報源によって説明がばらばらでした。
APになってからの仕組みが以前と同じなのかも、公式には確認できていません。
報酬発生に必要な条件と収入の現実

気になる「どれくらい稼げるのか」ですが、ティエンズやAPが会員の平均収入を公開している資料は見当たりませんでした。
そのうえで考えたいのが、収入より先に出ていくお金です。
会員ブログの説明どおりなら、3☆に届くまでに約28万円かかります。APについて書かれた2025年のブログでは、入会パッケージが0円のほか、19万円・26万円・39万円といった価格帯で紹介されていました。
毎月1万5,000円ほどの購入が続くとも書かれていて、これを回収できるだけの報酬が出るかどうかが、最初の分かれ目になります。
「アプリを入れておくだけで権利収入」のような説明を受けた、という相談もQ&Aサイトに投稿されています。
何もしなくても収入が入る、という説明は、特定商取引法でも問題になりやすい言い方なので、聞いたら一度立ち止まってください。
ティエンズは怪しい?安全に検討するための見極め方と注意

最後に、「ティエンズって結局、怪しいの?」という疑問に向き合っておきましょう。
結論から言うと、ティエンズという会社そのものを「怪しい」と決めつけることはできません。
母体の天獅集団は30年以上続く企業グループで、日本でも2007年ごろから活動してきました。
調べた範囲では、TIENS JAPANにもAPにも、特定商取引法にもとづく行政処分の公表は見つかりませんでした(2026年9月時点)。
ティエンズが怪しいと言われる背景と実際
ティエンズが「怪しい」と言われやすい背景は、主に次の3つです。
- 日本での会社が「AP」に変わった経緯が、公式には説明されていない
- 中国発という点に、漠然とした警戒感を持つ人がいる
- 高額な入会パッケージや「アプリで権利収入」といった誘い方の話がある
中国発という点は、それだけで良し悪しを決める理由にはなりません。
むしろ確かめたいのは、今の契約相手がどの会社で、何にいくら払うのかという具体的な中身です。
とはいえ、注意すべき実例もあります。
ブログには、概要書面を受け取らないまま高額な購入をすすめられた、という体験談も書かれていました。
勧誘された時に確認したい見極め方
もし、ティエンズを始めるかどうか迷っているなら、登録の前に次の点を確認しておきましょう。
- 毎月の購入条件と、その金額が生活に無理ないか
- 「効果」や「絶対稼げる」と言われていないか
- 契約書面や概要書面を、きちんと受け取れているか
- 勧誘してきた人が、最初に「氏名」「勧誘目的であること」「扱う商品の種類」を伝えたか(特定商取引法33条の2の義務)
- 商品を、報酬抜きでも欲しいと思えるか
特に大事なのが、「商品を、ビジネス抜きでも欲しいと思えるか」という視点です。
カルシウムなどのサプリを、ポイントやランクと関係なく買い続けたいと思えるなら、後悔は少ないはずです。
反対に、ランクを上げるための購入だと感じるなら、登録は見送ってもいいと思います。
契約や解約で困ったら、消費者ホットライン「188(いやや)」という相談先があることも覚えておいてくださいね。
焦って即決する必要はありません。
入会パッケージの金額を聞いたら、その場では決めずに書面を持ち帰るのがおすすめです。
会社ごとの傾向を比べたい人は、ネットワークビジネス会社の一覧もあわせて見ておくと、判断の物差しができますよ。
パッケージの金額より先に、そこを自分に聞いてみてくださいね。
ティエンズのネットワークビジネスについてよくある質問
最後に、ティエンズまわりでよく聞かれる質問に答えておきます。
日本で特定商取引法の行政処分を受けたという公表も、調べた範囲では見当たりません(2026年9月時点)。
ただし、日本では2024年に新しく設立された株式会社APが窓口になっているとされ、切り替わりの経緯は公式に説明されていません。
契約する会社の名前と条件は、書面で必ず確かめてください。
会員ブログでは、ボーナスの種類が増える3☆までに約28万円の初回購入がすすめられることが多いとされています。
報酬より先に、最初と毎月にいくら払うことになるのかを書面で確かめてください。
調べた範囲では、ティエンズの商品に機能性表示食品やトクホとして届け出られたものは見つかりませんでした。
勧誘の場で聞いた体験談は、効果の証明にはならないと考えておきましょう。
20日を過ぎても中途解約はでき、条件を満たせば未使用の商品の返品・返金も求められます。
高額な契約をすすめられたときや、書面を受け取れなかったときは、消費者ホットライン「188」に相談してください。
手続きの流れは退会・返金・クーリングオフの記事で詳しく解説しています。
ティエンズの報酬プランと評判をフラットに見た最終チェック

ここまで読んで、ティエンズは「怪しい会社」でも「誰でも稼げる夢の会社」でもないということが、見えてきたのではないでしょうか。
母体の企業グループには30年以上の歴史がある一方で、日本では2024年に運営の形が変わっています。
報酬プランも、公式の資料で確かめられることが少なく、会員ブログの情報が中心です。
商品を試してみたいだけなら、まずは必要な分だけ買えるかを確かめましょう。
ビジネスにするなら、パッケージの金額と毎月の購入額を回収できるかを計算してから決めても遅くありません。
ティエンズは、カルシウムのサプリなどで知られてきた中国発の企業グループです。
ただ、日本では2024年から「AP」という新しい会社の名前で活動しているとされ、報酬プランも公式に確かめられることが多くありません。
勧誘されたときは、契約する会社名と書面の中身を確かめたうえで、あなた自身が納得できる選択をしていきましょう。
無理な勧誘はしません。聞きたいことだけ聞いて、合わないと感じたら、そのまま離れてもらって大丈夫です。