単価も下がってきてるし、このまま発信を続けて大丈夫なのかな。
そんなふうに、インスタの案件が減ったことで不安を感じていませんか?
「インスタの案件が来ないのは、私の発信のせい…?」
「単価を下げれば、また依頼は戻ってくる…?」
「案件以外の柱を作るなら、何から考えればいいんだろう…」
この記事では、インスタの案件が来なくなる外の変化と、自分で打てる手の効き目と限界、そして収入まで揺れてしまう本当の原因までを整理しました。
規模はあなたほどではありませんが、収入が止まる怖さは何度も味わっています。
今回は、発信の先生としてではなく、収入が途切れる怖さを知る一人として、案件が減る仕組みを正直に見ていきます。
この記事を最後まで読めば、案件が減った理由と、収入が揺れない形に組み替えるための考え方がつかめるはずです。
この記事で分かるポイント
- インスタの案件が来なくなる5つの外の変化
- 値下げや営業など、自分で打てる手の効き目と限界
- 案件が減ると生活まで揺れてしまう本当の原因
- 案件が来ない時期に確かめたい3つの数字と次の柱
インスタの案件が来ないのは実力不足のせいとは限らない

案件が減ると、発信を続けてきた人ほど、まず自分の投稿を見直し始めます。
写真の撮り方、投稿の頻度、ハッシュタグ、キャプションの長さ。
一つずつ疑い始めて、気づけば自信までなくしている…。
数字が変わらないのに案件が減るのはよくあること
フォロワー数も保存数もそれほど変わっていないのに、依頼だけが減る。
これは、あなたの側ではなく依頼する企業の側の事情が変わったときによく起きることです。
企業の予算、PRの出し方、発信者を選ぶ基準。
どれも、あなたの発信の質とは別のところで動いていますよね。
市場が伸びても依頼が減るのは配り方の変化
市場全体は大きくなっているのに、自分への依頼は減っている。
この食い違いが示しているのは、お金の量ではなく「配られ方」が変わったということです。
誰に、どんな形で、どの基準で依頼するか。
そこが変われば、同じ発信を続けていても、依頼が届く先は変わっていきます。
自分を責める前に「どこにお金が流れているか」を見るほうが、打つ手はずっと見つけやすいからです。
その頑張りがどこまで効くのかは、外で何が変わったのかを知らないと見えてきません。
インスタの案件が来なくなる5つの原因と外で起きている変化
では、お金の配られ方は、具体的にどう変わったのでしょうか。
よくある原因を、企業の側の変化と、インスタの仕組みや流れの変化に分けて整理します。

依頼する企業の側で起きている3つの変化
①発信者が増えて企業が「選ぶ側」に回った
美容や暮らし、ファッションといった人気のジャンルは、発信する人が年々増えています。
発信者が増えれば、企業は「選ぶ側」に回り、条件や単価を決める力も企業の側に寄っていきます。
キャスティング会社を通した依頼や、商品提供だけの案件、売れた分だけ払う成果報酬型の案件が増えたと感じる人もいるでしょう。
②ステマ規制で企業がPRの出し方を見直した
2023年10月から、広告であることを隠した宣伝、いわゆるステマ(ステルスマーケティング)が景品表示法で規制されるようになりました。
広告であるにもかかわらず、広告であることを隠すことがいわゆる「ステルスマーケティング」です。
出典:消費者庁
規制の対象は、発信者ではなく広告を出す企業の側です。
だからこそ、PRの出し方や依頼の仕方を慎重に見直した企業もあるでしょう。
PR表記のルールは消費者庁のページにまとまっていて、企業とすり合わせるときの共通の資料にもなります。
③評価の物差しがフォロワー数から変わった
今は、フォロワー数よりも、保存率やリールの再生、実際に売れたかどうかを見て依頼先を決める企業が増えています。
物差しが変わると、昔の強みが数字に出にくくなる。
ファンとの関係が濃くても、それが企業の見る数字に表れていなければ、依頼にはつながりにくいんです。
インスタの仕組みと流れで起きる2つの変化
④アルゴリズムの変化で静止画が届きにくくなる
インスタは、投稿を表示する仕組み(アルゴリズム)がたびたび変わるもの。
リールなどの動画が重く見られるようになると、静止画中心の発信者はリーチが落ちやすくなります。
リーチが落ちれば、企業から見た「依頼する価値」も一時的に下がって見えてしまうでしょう。
僕もYouTubeをやっていたので、プラットフォームの仕組みが変わるたびに数字が動く怖さは知っています。
⑤「旬」の移り変わりが早い
新しい発信者が次々に出てくるのも、今のインスタの特徴。
同じ人に何度も頼むより、新しい顔を試したい企業もあるはずです。
| 原因 | 自分で打てる手 | その手の限界 |
|---|---|---|
| 発信者が増えて企業が選ぶ側に | 自分から企業に提案する | 単価を決めるのは企業のまま |
| ステマ規制でPRを見直した | PR表記を整え、安心して頼める人になる | 企業の予算の動きは変えられない |
| 評価の物差しが変わった | 媒体資料を作り直し、保存率や成果を見せる | 物差しはこれからも変わる |
| アルゴリズムの変化 | リールなど伸びる形式に合わせる | 次の変更で、また振り出しに戻る |
| 「旬」の移り変わり | 長期のアンバサダー契約を取りに行く | 契約が終われば、また探し直し |
正直に言うと、案件が全体でどれくらい減っているのかをはっきり示すデータは見当たりません。
ただ、どの原因にも自分で打てる手はあり、同時に、その手には必ず限界があるという点は共通しています。
ただ、右の列の「限界」まで見ておかないと、同じ悩みにまた戻ってきてしまうんですよね。
値下げや営業を頑張ってもインスタの案件頼みは変わらない

案件が減ったとき、多くの人が試すのは次のような手です。
- 単価を下げて、依頼を受けやすくする
- 投稿の数を増やして、リーチを取り戻す
- 媒体資料を作り直し、自分から企業に提案する
どれも間違いではありませんし、効くこともあります。
ただ、どれも「案件」という一つの出口の中での工夫だという点は変わりません。
値下げと投稿増は世界観と体力を削る
単価を下げれば、たしかに依頼は来やすくなるかもしれません。
でも、安い案件ほど、あなたの世界観に合わない商品が混ざりやすくなります。
それを受け続けると、ファンは「最近PRばっかりだね」と感じ始める…。
しかも、一度下げた単価を元に戻すのは簡単ではないですよね。
媒体資料や自分からの提案は効くが出口は同じ
媒体資料を作り直して、保存率や過去の成果を見せる。
相性の良さそうな企業に、自分から企画を持ちかける。
こうした営業は、待っているだけより確実に効きますし、長期の契約につながることもあるでしょう。
それでも、営業で取った案件も、契約が終われば収入は止まります。
取り方を工夫しても、止まる収入であることは変わらないんです。
そのうえで、案件が減ると生活まで揺れてしまう理由を、次の章で分けて考えてみましょう。
インスタの案件が来ないと生活まで揺れる本当の原因は収入の形
ここで、問いを2つに分けておきましょう。
「なぜ案件が減ったのか」の答えは、ここまで見てきた外の変化です。
一方で、「なぜ案件が減ると、生活まで揺れてしまうのか」の答えは、収入のほとんどが「依頼が来ないと発生しない」形になっていることにあります。
依頼が来れば収入になり、来なければゼロ。
止まる収入と積み上がる収入の違い
収入には、大きく分けて2つの形があります。
| 比べるところ | 止まる収入(フロー型) | 積み上がる収入(ストック型) |
|---|---|---|
| 例 | PR案件・単発の仕事 | 月額の会員制・自分の商品・紹介で続く収入など |
| 収入が生まれる条件 | 依頼や作業があるとき | 買ってくれる人や会員が続いているとき |
| 休んだとき | 止まりやすい | すぐには止まりにくい |
| 来月の収入を決めるもの | 企業の依頼 | 続けてくれる会員やお客さんの数 |
| 弱点 | 波が大きい | 育つまで時間がかかる。商品は在庫と販売、会員制は毎月の運営が必要 |
積み上がる収入も、手間がゼロになるわけではありません。
ただ、「来月の収入を、相手の依頼が決める」状態からは抜け出せます。
どちらの収入が多いかで、案件が減ったときの揺れ方はまったく変わってきます。
発信者が持っている「本当の資産」
一方で、あなたにはすでに大きな資産がありますよね。
それはフォロワーの数ではなく、「あなたのおすすめなら信じたい」と思ってくれるファンとの関係です。
この関係は、案件が減っても消えません。
問題は、その資産が「案件」という一つの出口からしかお金にならない状態になっていること…。
でも、どれも自分が手を止めたら収入が止まる形でした。
「労働を止めたら食えない」と痛感したことが、収入の形を考え直すきっかけになったんです。
インスタの案件が来ない時期に確かめたい3つの数字と次の柱

では、具体的に何から手をつければいいのでしょうか。
大きく動く前に、まずは自分の収入の「強さ」を数字で確かめておくのがおすすめです。
3つの数字で今の収入の強さを測る
収入の内訳は、もう頭に入っている人も多いはず。
そこから一歩進めて、次の3つを計算してみてください。
- 直近半年の収入のうち、PR案件が占める割合
- 3か月投稿を止めたら、毎月いくら残るか
- 結婚や体調で休んだら、今の貯えで何か月もつか
2つ目が「ほぼゼロ」なら、収入の強さはまだ案件の波に左右されている状態です。
3つ目の答えが、そのまま「休める期間」になります。
案件以外の柱を良い点と弱点で比べる
案件のほかにも、影響力を収入に変える方法はいくつかあります。
- アフィリエイト:始めやすいが、紹介し続けないと止まりやすい
- 自分の商品・ブランド:利益は大きいが、開発費と在庫を抱える
- オンラインサロン・サブスク:毎月入るが、運営と中身を出し続ける負担が重い
- 紹介で収入が続くビジネス(ネットワークビジネスもその一つ):在庫や開発はいらないが、世間の目が厳しく、人を育てる時間がかかる。会社によっては毎月の自己購入が条件になる
ネットワークビジネスでよくある失敗は、投稿が急に製品の話ばかりになって、ファンが離れていくことです。
選ぶなら、フォロワーに声をかけない線引きを先に決めておくのが前提。
アフィリエイトとの違いは、アフィリエイトとネットワークビジネスの違いにまとめています。
身近な人がうまくいくのを見て、ようやく仕組みを調べ始めたくらいです。
同じ物差しで並べると、どれが自分に合うかが見えやすくなります。
インスタの案件が来ないときの悩みについてよくある質問
発信者の増加や企業側のPRの見直し、評価の物差しの変化など、フォロワー数とは別の理由で依頼が減ることもよくあります。
今は、保存率やリールの再生、実際に売れたかどうかを見て依頼先を決める企業も増えています。
世界観に合わない案件が増えたり、一度下げた単価を戻しにくくなったりするからです。
値下げより先に、媒体資料を作り直して保存率や成果を見せるほうが、単価を守りやすくなります。
ただ、案件だけに頼る形だと、また来なくなる時期は必ず訪れます。
波が来ても生活が揺れにくい収入の形を考えておくと安心です。
そのうえで、アフィリエイトや自分の商品、会員制、紹介で続くビジネスなどを、在庫や運営の重さまで含めて比べてみてください。
どの方法にも弱点があるので、良いことだけを並べる話には注意しましょう。
インスタの案件が来ない今こそ収入の形を見直すきっかけに

ここまで読んで、案件が減ったのは外の変化のせいで、生活まで揺れるのは収入の形のせいだと、分けて見えてきたのではないでしょうか。
案件は、これからもあなたの発信を支える大事な収入源の一つです。
ただ、それ「だけ」に頼り続けるのは、波の大きい海で一本の綱にぶら下がっているようなもの…。
何年もかけて育ててきたファンとの関係は、案件以外の形でも活かせます。
僕自身が収入の形を考え直したのも、何度も波をかぶったあとでした。
波が来てから慌てて動くより、波が穏やかなうちに準備しておくほうが、ずっと落ち着いて選べるはず。
守りたい世界観を守ったまま、収入の柱を一本ずつ増やしていけばいい、と僕は考えています。
数字が出れば、どこから手をつけるかは自然と絞れてきます。
収入の形を変えるのは、一日でできることではありません。
それでも、今日出した数字が、半年後のあなたの選び方を変えてくれるはずです。
世界観に合わない形まで、無理に増やす必要はないと僕は思っています。
無理な勧誘はしません。聞きたいことだけ聞いて、合わないと感じたら、そのまま離れてもらって大丈夫です。