でも、本当に大きく稼いでいる人がいるのも知ってる。インフルエンサーがやるのって、実際のところアリなの?
そんなふうに、インフルエンサーとしてネットワークビジネスに関わるべきか、気になっていませんか?
「インフルエンサーがネットワークビジネスをやると、燃える…?」
「影響力があれば、組織はすぐに作れるものなの…?」
「誘ってくる人と組んで、利用されるだけにならないかな…」
この記事では、インフルエンサーに誘いが多い理由から、燃える形と続く形の違い、向く人と向かない人、組む相手を見極める確認ポイントまでを、良い面に寄せずに整理しました。
やめておいたほうがいい人のことも、同じだけ書きます。
今回は、インフルエンサーがネットワークビジネスに関わるときの「やっていい形」と「やってはいけない形」を、はっきり分けて見ていきます。
この記事を最後まで読めば、自分がやるべきか、やるならどこに線を引くべきかを判断できるはずです。
この記事で分かるポイント
- インフルエンサーにネットワークビジネスの誘いが多い理由
- フォロワーが多くても組織になるとは限らない構造
- 燃える形と続く形の違い、向く人と向かない人
- 組む相手と会社を見極める確認ポイント
インフルエンサーがネットワークビジネスをやるのはアリか

結論から言うと、アリかナシかは、その人の影響力の大きさでは決まりません。
同じフォロワー数でも、続く人もいれば、半年で燃えて離れる人もいる。
その差を知るために、まずはインフルエンサーと誘う側、それぞれの事情から見ていきましょう。
インフルエンサーにMLMの誘いが多い理由
インフルエンサーのもとにネットワークビジネス(MLM)の誘いが多いのは、誘う側から見て「一人で多くの人に届く」存在だからです。
普通の人が一人ずつ声をかけるより、発信力のある人が一人加わるほうが、話が早いと考える人は少なくありません。
つまり、誘いの多くは、あなたを「広告塔」として見ている可能性がある、ということ。
- 「あなたの影響力なら、すぐに月○万円は届きます」
- 「フォロワーに紹介するだけでいいんです」
- 「今だけ、特別なポジションが空いています」
この手のDMを見慣れている人には言うまでもないことですが、こうした言葉が並ぶ誘いは、相手が自分の都合を先に話している合図です。
上の言葉に見覚えがあるなら、それだけで相手の姿勢はかなり分かります。
影響力があっても組織になるとは限らない
もう一つ、誘う側がよく言う「インフルエンサーなら、すぐに組織ができる」という話にも注意が必要です。
フォロワーは、あなたの発信が好きな人であって、ビジネスを一緒にやりたい人ではありません。

そのうえ、最初に集まるのは、商品が好きな愛用者が中心になりやすいもの。
組織を一緒に広げてくれる人は、ほんの一握りです。
有名な人が加わったグループが、最初に一気に広がって、そのあと続かないことがある理由の一つは、この細り方にあると思います。
しかも5人のうち、人を育てる側まで続く人は、さらに少ないのが普通です。
そのうえで、細っても崩れない形を選べるかどうか、なんですよね。
インフルエンサーがネットワークビジネスで燃える形と続く形
インフルエンサーのネットワークビジネスの関わり方は、大きく3つに分けられます。
どの形を選ぶかで、ファンとの関係も、続くかどうかも、まったく変わってきます。
| 関わり方 | やること | 起きやすいこと |
|---|---|---|
| フォロワー勧誘型 | DMや投稿で、フォロワーに直接声をかける | 短く広がって、すぐに燃える |
| 愛用紹介型 | 自分が使う商品として、ときどき紹介する | 大きくは広がらないが、関係は崩れにくい |
| 仕組み型 | 投稿では売らず、興味を持った人が自分から来る道をつくり、来た人を育てる | 時間はかかるが、続きやすい |
フォロワーに声をかける形はなぜ燃えるのか
いちばん燃えやすいのは、フォロワーに直接声をかける形です。
ファンは「あなたの暮らしや考え方」を見に来ているのであって、ビジネスの話を聞きに来ているわけではありません。
そこへ急にDMで誘いが届けば、「この人も結局それだったのか」と感じる人が出るのは自然なこと。
一人の不信がスクリーンショットで広まれば、それまでの信頼は一気に崩れていきます…。
興味を持った人が自分から来る形の中身
続きやすいのは、3つ目の仕組み型です。
やることを、順番に並べるとこうなります。
- プロフィールに一行だけ書く(例:「愛用中の〇〇、紹介もしています。詳しくはハイライトへ」)
- 詳しい説明は、ハイライトやプロフィールのリンク先の記事にまとめ、投稿には混ぜない
- 「それ何?」とDMが来たら、詳しい話の前に、会社の名前と扱う商品、契約の話になることを先に伝える
- 話を聞いたあと興味が続かない人には、追いかけず、これまでどおりの発信で付き合う
3つ目は、先ほどの「氏名等の明示義務」にもそのまま沿った形です。
4つ目ができるかどうかで、ファンが「この人は追いかけてこない」と安心できるかが決まります。
時間はかかりますが、来た人は自分の意思で来ているので、話が早く、関係も崩れにくいのが特徴です。
ファンに声をかけて回るより、来た人に丁寧に応えるほうが長く続く、と僕は考えています。
その遅さを受け入れられるかどうかが、最初の分かれ道になります。
ネットワークビジネスに向くインフルエンサーと向かない人

では、どんなインフルエンサーなら、ネットワークビジネスと上手に付き合えるのでしょうか。
向き不向きは、フォロワー数ではなく、発信の中身と、時間の使い方でほぼ決まります。
向いているのはファンとの関係を育てられる人
向いているのは、ファンとのやり取りを、数字より大事にしてきた人です。
コメントやDMに丁寧に返していて、ファン同士もコメント欄で会話している。
そういう関係があれば、売り込まなくても「その人が使っているもの」に自然と関心が集まります。
もう一つは、自分の暮らしで実際に使い続けている商品を、自分の言葉で説明できる人です。
- ファンからのDMに、今も自分で返しているか
- 暮らしの中で本当に使っているものだけを紹介できるか
- 関わっていることを、隠さずにプロフィールに書けるか
- 収入になるまで1年以上かかっても、続けられるか
- 来た人の相談に、時間を割く余裕があるか
半分以上に「はい」と答えられないなら、今はまだ始める時期ではないかもしれません。
「いいえ」だった項目は、始める前に整えられるものか、自分の性格に合わないものかを分けてみると、判断がしやすくなります。
向いていないのは急ぐ人と商品が世界観と合わない人
反対に、はっきり向いていない人もいます。
一つは、家賃や生活費の支払いが迫っていて、来月までにお金を作らなければならない人。
ネットワークビジネスは育つまで時間がかかるので、焦りがあると、フォロワーに声をかける形へ流れやすくなります。
もう一つは、発信の世界観と、扱う商品のジャンルが合わない人。
焦りから始めた個人事業主の6年間は、どれも収入が途絶える形の繰り返しで、急ぐほど形を選ぶ目が曇ることは身にしみています。
ファンを失う怖さのほうが勝つなら、今は案件などの収入を守るほうが先ですね。
インフルエンサーが組む相手を見極めるための確認ポイント

ネットワークビジネスは、会社と、誘ってくれた人(アップライン)の両方と付き合うことになります。
商品が良くても、組む相手を間違えると、利用されるだけで終わりかねません。
話を聞くなら、次の2つを確かめておきましょう。
誘ってきた人が何を背負ってくれるかを聞く
まず聞きたいのは、「あなたの影響力を使う」以外に、相手が何を用意してくれるのかです。
- 来た人を育てる教育やフォローを、誰がどこまで担うのか
- フォロワーに声をかけない形でも、続けられる道筋があるか
- 弱点や、やめていった人の話を正直に話してくれるか
- あなたの世界観を壊す投稿を求めてこないか
| 聞くこと | 危ない答え | 話を聞く価値がある答え |
|---|---|---|
| 育てる仕事は誰が担う? | 「あなたが紹介すれば勝手に広がる」 | 「最初の数か月は一緒に対応する。分担はこう決める」 |
| フォロワーに声をかけなくてもできる? | 「まずはフォロワーに紹介しないと」 | 「声をかけない形でやっている人もいる。そのぶん時間はかかる」 |
| やめた人はどんな理由で? | 「やめる人はほとんどいない」 | 「続かなかった人の理由は、たとえばこう」 |
答えが「危ない答え」の列ばかりなら、その相手は、あなたの影響力しか見ていない可能性が高いでしょう。
逆に、弱点や時間がかかることを先に話してくれる相手なら、少なくとも話を聞く価値はあります。
聞きにくいと感じたら、この表をそのまま見せて聞いてしまうのも一つの手です。
だから、この表の質問は僕にもそのまま聞いてください。答えに納得できなければ、断ってもらってかまいません。
始める前に会社と契約のルールを確かめる
次に、会社と契約のルールです。
- 今のPR・アンバサダー契約(競合を扱わない約束など)とぶつからないか
- 製品の話を、投稿やライブ配信、タグ付けでどこまで出してよいか
- アフィリエイトなど、ほかの収益と並行してよいか
- やめた後、過去の投稿をどう扱えばいいか
自己購入の条件やクーリングオフなど、どの会社でも確かめたい基本は、収益化の比較記事にまとめました。
特に自己購入の条件は、月にいくらで、1年続けるといくらになるかまで計算しておきましょう。
始めてからの「こんなはずでは」が、ぐっと減るはずです。
報酬の仕組みは会社ごとに違うので、仕組みと報酬プランの記事で全体像をつかんでおくと、話を聞いたときに比べやすくなります。
答えにくそうにする質問ほど、その相手を見極める材料になります。
インフルエンサーのネットワークビジネスについてよくある質問
燃えやすいのは、フォロワーに直接声をかけたり、関わりを隠したまま商品を勧めたりする形です。
普段の発信を変えず、関わりを明かし、興味を持った人にだけ応える形なら、燃える可能性はかなり下げられます。
フォロワーの中で、実際に一緒に動いてくれる人はごく一部です。
数より、ファンとの関係の深さと、来た人を育てる時間をかけられるかで差がつきます。
あとから知られたときのほうが、信頼は大きく崩れます。
プロフィールで関わりを明かしておくのとは別に、実際に誘う前には、会社名や勧誘の目的を相手に告げる義務もあります。
弱点や時間がかかることを正直に話してくれない相手なら、断ってかまいません。
インフルエンサーとネットワークビジネスは線引きが分かれ目

ここまでの話を一言でまとめると、インフルエンサーとネットワークビジネスの相性を決めるのは、影響力の大きさではなく、線引きです。
ファンの中で誘うのは、自分から聞きに来た人だけ。
関わりは、聞かれる前から明かしておく。
決めるのは相手で、弱点まで見せたうえで待つ。
会社員の頃の僕も、ネットワークビジネスと聞いただけで身構えていた側でした。
身構えたまま話を聞いて、それでも納得できたものだけを選べばいいと思っています。
やるかやらないかより先に、どこに線を引くかを決める。
それが、ファンとの関係を守りながら選ぶための順番だと思います。
「これはやらない」が3つ書ければ、どんな誘いにも落ち着いて向き合えるはずです。
迷ったときは、この記事の確認ポイントに戻ってきてください。
あなたのファンとの関係を守る判断が、いちばん長く続く選び方になるはずです。
やらないと決めるのも、ひとつの線引きです。
無理な勧誘はしません。聞きたいことだけ聞いて、合わないと感じたら、そのまま離れてもらって大丈夫です。