何年もかけて育てたアカウントを、あの形にはしたくない。
そんなふうに、ネットワークビジネスをインスタでどう扱えばいいのか、決めかねていませんか?
「ネットワークビジネスをインスタでやると、ファンは引く…?」
「本アカと別アカ、どちらで扱うのがいいんだろう…?」
「こちらから誘わずに、興味を持つ人なんているのかな…」
この記事では、インスタでネットワークビジネスをやるときのアカウントの分け方、興味を持った人だけが来る導線の組み方、SNS集客でやりがちな逆効果の形までをまとめました。
僕も、あの形をすすめるつもりはまったくありません。
今回は、勧誘をしないままインスタでネットワークビジネスを続けるための組み方を、機能ごとに具体的に見ていきます。
この記事を最後まで読めば、自分のアカウントのどこに入口を置き、どこには置かないかが決められるはずです。
この記事で分かるポイント
- インスタで「聞かれてから話す」形が合う理由
- ネットワークビジネスをやるアカウントの分け方4つ
- 興味を持った人だけが来るインスタの導線
- インスタ集客で逆効果になる2つの形
インスタのネットワークビジネスは聞かれてから話す形で組む

インスタでネットワークビジネスをやる人の多くは、DMやコメントで、自分から声をかけるところから始めます。
けれど、ファンを大事にしてきた発信者ほど、この順番は合いません。
あなたの強みは、すでに「あなたが使っているものを知りたい」と思っている人がいること。
だから入口は、こちらから開けるのではなく、相手が聞いてきたときに開くほうが自然でしょう。
インスタは声をかけるには近すぎる場所
インスタのDMは、ファンにとって、好きな発信者と言葉を交わせる近い場所です。
その同じ受信箱に仕事の誘いが届いた瞬間、ファンの目には「宣伝の相手として見られていた」と映ります。
しかも、インスタには勧誘を目的にしたアカウントが少なくありません。
受け取る側は、似た文面や似た投稿を何度も見てきて、もう警戒する目を持っているもの。
ファンとの距離が近いことは、声をかける理由ではなく、声をかけない理由になります。
関わり方そのものの考え方は、燃える人と続く人の差をまとめた記事に書いたので、ここからはインスタの機能に落とし込む話に絞ります。
入口はファンから聞かれた瞬間に開く
保存やコメントが多いアカウントなら、製品について聞かれる場面は、すでに日常的にあるはずです。
「そのスキンケア、どこのですか?」「最近それ使ってるよね」といった声が、いちばん自然な入口になります。
こうして聞いてきた人は、もう自分の意思で一歩を踏み出しているんですよね。
数は少なくても、自分から聞いてきた1〜2人のほうが、こちらから送る100通の誘いより、話が前に進みやすいものです。
フォロワーの数から見れば、驚くほど伸びの遅い形です。すぐに収入が必要な時期には、向かない形だと先に言っておきます。
探していない人に押しつけても、読まれないし、選ばれない。インスタでも、その順番は変わらないと考えています。
最初は相談に乗るところから始めて、仕事の話をするのは相手が聞きたいと言ったときだけ。その前には会社と何の話かを伝え、返事がなければ追いかけない、と決めています。ファンの方に同じことをしないのは、あなたのファンが仕事の相手として集まった人たちではないからです。
ネットワークビジネスをインスタでやるアカウントの分け方4つ
次に決めるのは、ネットワークビジネスの話をどのアカウントで扱うかです。
分け方は大きく4つあり、どれにも良い点と弱点があります。
| 分け方 | 良い点 | 弱点 |
|---|---|---|
| ①本アカで混ぜる | 今のファンにそのまま届き、準備がいらない | 製品の投稿が増えると、世界観とエンゲージに響きやすい |
| ②本アカ+ハイライトで分ける | 製品の投稿は割合を決めて少しだけにし、詳しい話は知りたい人だけがハイライトで見る | ハイライトを見ない人には、関わりが伝わりにくい |
| ③別アカを本アカからつなぐ | 仕事の話を一か所にまとめられ、本アカの色を守れる | 運用の手間が増え、最初はほとんど誰も見に来ない |
| ④別アカを隠して運用する | 本アカには何の変化も出ない | 見つかったとき「隠していた」と一気に燃える |
4つ目だけは、選ばないほうがいい形です。
見つかるまでは何も起きませんが、見つかった瞬間に、本アカの過去の投稿までまとめて疑われることになります…。
本アカで続けるなら製品の投稿は割合で決める
1つ目か2つ目を選ぶなら、製品に触れる投稿の割合を、先に決めておくのがおすすめです。
決めずに始めると、反応が良かった週ほど製品の話が増え、気づいたときにはフィードの色が変わっていた、ということが起きやすいからです。
製品が写る投稿にも、紹介の仕事をしていることを、毎回短く書いておきます。
PR案件で表記を付けるのと同じ扱いだと考えれば、迷わずに済むでしょう。
添える言葉の例は、燃えにくい明かし方をまとめた記事に載せています。
そのうえで、いつも見ている数字のうち、製品に触れた回だけを、ほかの回と並べて比べます。
- フォロー解除の数が、いつもの週より増えていないか
- 保存の数が、ほかの投稿と比べて落ちていないか
- ストーリーズの閲覧数が、製品の回だけ大きく落ちていないか
どれかが続けて悪くなるなら、割合を下げる合図です。
媒体資料に載せる数字にも響くので、PR案件を続けたい人ほど、ここは早めに見ておきたいところでしょう。
数字より先に響くのが、PR案件の取引先の目です。
今の契約とぶつからないかは、始める前に一度確かめておきましょう。
別アカを作るなら本アカから必ずたどれるように
3つ目の別アカは、仕事の話を本アカから切り離したい人に向く形です。
ただし、本アカのプロフィールから別アカへたどれることが条件になります。
たどれない別アカは、4つ目の「隠して運用する形」と、見る側からは区別がつきません。
一つの看板にいろいろ載せるほど、何の人なのかは伝わりにくくなります。アカウントを分けるかどうかも、見る人にとって分かりやすいかで決めるのがいいと思います。
聞かれる数が増えて、ハイライトでは収まらなくなってから3つ目を考えても、遅くはありません。
インスタでネットワークビジネスに興味を持った人だけが来る導線

アカウントの形が決まったら、次は「興味を持った人が、どこを通って話を聞きに来るか」を組みます。
大事なのは、どの段階でも、こちらから引っぱらないことです。

流れの中でこちらが置くのは、入口だけ。
その先へ進むかどうかは、毎回相手が決めます。
プロフィールとハイライトを調べる人の置き場に
製品が気になった人が最初に見に行くのは、たいていプロフィールです。
ここに関わりの事実を短く書き、ハイライトに詳しい情報を置いておけば、聞く前に自分で調べたい人の受け皿になります。
- 「愛用品」:実際に使っている場面と、使い方のコツ
- 「よくある質問」:ストーリーズで受けた製品の質問と、その答え
- 「関わりのこと」:紹介で報酬が出る仕組みに関わっている事実と、その会社の名前
プロフィールに書く言葉は、仕組みの名前まで出すのが基本です。
プロフィールの書き方の例も、さきほどの明かし方の記事にまとめてあります。
ハイライトに置くのは製品と関わりの事実までにして、仕事の話は聞いてきた人に個別に伝えるほうが、迷う場面が減るはずです。出典:消費者庁 特定商取引法ガイド(連鎖販売取引)
ストーリーズの質問とDMは答える場所として使う
ストーリーズの質問スタンプは、聞きたい人が自分から手を挙げられる、インスタらしい入口です。
製品のことを聞かれたら、ストーリーズで答えて、その答えを「よくある質問」のハイライトに残していきます。
仕事のことまで聞かれたときだけ、DMで個別に返す、という順番にしておきましょう。
名前、会社、紹介の仕事であること、扱う商品を先に伝えてから、続けるかどうかを相手に選んでもらう形です。
- 返事が途切れたら、こちらから追いかけない
- 断られたあとも、それまでと同じように接する
- 「親しい友達」など、一部の人にだけ見える場所で仕事の話をしない
3つ目は、意外に見落とされがちな線です。
一部の人にだけ見せる仕事の話は、あとで知った人から「裏でやっていた」と受け取られる材料になってしまいます…。
呼ばれてから話すほうが、相手が何を知りたいのかが最初から分かっていて、話が早いんですよね。
ただ、声をかけて集めた人より、自分から聞いてきた人のほうが、あとで関係がこじれにくい。僕が数より順番を気にするのは、そこなんです。
ネットワークビジネスのインスタ集客で逆効果になる2つの形

ネットワークビジネスのSNS集客を調べると、インスタで人を集めるやり方がたくさん出てきます。
ただ、その多くは、ファンを持つ発信者がやると逆効果になる形なんですよね。
キラキラ投稿と「自由」の連発は世界観を壊す
高級なホテルや旅行、ブランド品の写真に「時間もお金も自由に」と添える投稿は、勧誘のアカウントでよく見かける形です。
ファンは、あなたの暮らしの温度感が好きで見に来ています。
そこに急に「自由」や「収入」の言葉が並べば、見てきた世界とのずれに、すぐ気づくでしょう。
- 収入や生活の変化を、数字や持ち物で見せる
- 「人生が変わった」「好きな時間に働ける」を何度も書く
- 製品と関係のない「仲間募集」の言葉を投稿に入れる
3つ目の「仲間募集」は、仕事への誘いそのものです。
投稿に入れた時点で法律上の広告になり、載せなければならない項目も一気に増えます。
収入を実際より大きく見せる表示は禁止されているので、1つ目と組み合わせると、炎上と法律の両方で危うくなるでしょう。
一斉フォローや自動のDMは制限と通報を招く
もう一つは、数で人を集めようとするやり方。
SNS集客のノウハウとして、ハッシュタグから人を探して一斉にフォローしたり、同じ文面のDMを何十通も送ったりする方法が出回っています。
けれど、短い時間に同じ操作をくり返すと、インスタの側で機能を一時的に制限されることがあります。
受け取った側から迷惑なメッセージとして報告されれば、アカウントそのものの信用にも響いてしまうでしょう。
届いた側に、嫌な記憶として残る形だからです。
数を打つやり方は、守るファンがいない前提で出回っている方法です。
すでにファンがいるあなたが使えば、得るものより失うもののほうが大きくなるのではないでしょうか。
守るファンがいる人が同じことをすると、割に合わないんです。
ネットワークビジネスのインスタ運用についてよくある質問
ただ、一斉フォローや同じ文面のDMのように、迷惑と受け取られる使い方をすると、機能を制限されることがあります。
広告を出す場合は、収入の機会をうたう広告にMetaの厳しい決まりがあるので、先に確かめておきましょう。
聞かれない状態が長く続くなら、製品があなたの世界観に合っていないか、見せ方が日常から浮いているのかもしれません。
投稿の割合を変える前に、その製品を自分の発信で使い続けたいかを見直してみてください。
製品の使い方や関わりの事実は、ハイライトに残しておくほうが安心です。
返事がない相手に追いかけのDMを送らず、プロフィールに関わりの事実を書いておきましょう。
そのうえで「聞かれてから話す」形に組み直せば、これからの火種は減らせます。
インスタのネットワークビジネスは誘わず聞かれる導線で続く

インスタでネットワークビジネスをやるとき、いちばん大事なのは、話を始めるのが誰かという順番でした。
こちらから声をかければ、ファンとの近さが、そのまま「宣伝の相手だった」という失望に変わります。
聞いてきた人にだけ答える形なら、その近さは信頼のまま残ります。
このブログも、記事の中では誘わず、読んで気になった人が自分で相談するかどうかを選べる形にしています。
来るかどうかを相手が決める形のほうが、話がこじれにくいと考えているからです。
入口を置くのはあなた、入るかどうかを決めるのは相手。
この線を守れば、インスタは、ファンとの関係を崩さないまま続けられる場所になるはずです。
ただ、ファンとの関係を残したまま進めるなら、この順番がいちばん確かだと僕は思っています。
まずは、今のアカウントが4つの分け方のどれに近いかを確かめるところからです。
形が決まれば、どこに入口を置くかも、自然に見えてくるでしょう。
無理な勧誘はしません。聞きたいことだけ聞いて、合わないと感じたら、そのまま離れてもらって大丈夫です。